一般的な丸ダイス転造機での加工方法をご紹介します。

転造加工の種類

私たち(株)ニッセーは、国内唯一の丸ダイス転造盤の専業メーカーです。

丸ダイス転造盤は、その加工の応用性の広さからねじ以外の部品加工にも幅広く用いられています。

また、丸ダイス転造盤はダイスの数により2ダイス式、3ダイス式に大別されます。 一般的には2ダイス転造盤が多く用いられるが、3ダイス転造盤はワークにかかる圧力が分散されることから、薄肉中空材への加工に用いられています。

寄せ転造(In Feed転造、Plunge転造)

 回転するダイスの距離を狭めていき、ワークにダイスを押し付ける方法です。加工の完了位置まで序々にダイスを押し込み、成形していく最も一般的な方法です。
寄せ転造

【寄せ転造加工可能なニッセーの装置】

歩み転造(通し転造、Through Feed転造)

 加工中に発生する「歩み」と呼ばれる現象を利用して、ワークを軸方向に移動させながら転造します。 歩みを発生させるためにダイスを取り付ける主軸は傾斜していますが、主軸に傾斜機能の無い機械では歩み転造用にリード角を補正したダイスを使用する方法をとります。 加工中のダイス間距離は一定に保ち、ワークがダイス間を通過する間に加工されます。 この方法により長物のねじやウォームなどの加工が可能になります。 加工品は、頭やフランジが無く、リードを有するものに限定されます。
歩み転造

【歩み転造加工可能なニッセーの装置】

押し込み転造(Force Through-Feed転造)

 回転するダイスの距離を一定に保ち、手前側からワークの軸方向へ押し込みながら加工する方法です。 この転造方法では、ワークを押し込むための装置が必要になります。 モジュールの大きいスプライン、セレーション等の加工に用いられます。
押し込み転造

【押し込み転造加工可能なニッセーの装置】(Op.はオプション装着により可能)