2004/01 生産財マーケティング
一緒に用途開発を
1998年の日本国際工作機械見本市(大阪)でデビューしたCNC7軸同期制御転造盤“GALAXY”は2000年度、2001年度に機械振興協会・中小企業庁長官賞、日本機械学会賞など4つの機械賞を受賞した。
高剛性の4本柱機構で負荷を均等に受けるためバランスの良い加工ができ、主軸間圧力が8~9トンの場合でも3~5μm以内のバラツキを維持する。
左右主軸、主軸傾斜、左右主軸間距離及びワーク位置を完全に同期制御させ、左右両主軸はエンコーダーで回転位相を測定し、フルクローズドで制御しているので、加工中に0.01度以内の完全同期を実現している。主軸傾斜角度を世界で初めてCNC制御した。
複合転造、ボールねじ、回転位相合わせは初期の成果で、次に静粛性に優れた、“焼結ギヤの仕上げ転造”を完成した。
さらに高歯ウォームの開発では電動パワーステアリング用ウォームとして実機搭載テストをすませ、開発を完了した。いまは二重ピッチで完璧にナットの緩みを防止できる“パーフェクトロック”の多用途展開を進めている。
高額な機械だが三井リース事業の協力で、販売よりも使用貸借で利用する道が開けた。ニッセーは「一緒に用途開発をしましょう」と呼びかけている。