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2021年3月6日

“転造”でかしめ加工、球面仕上げ短時間加工

油圧機器、自動車部品を安定大量に生産する

ピストンポンプ等の油圧機器に使われているピストンやシューのかしめ。自動車部品やその他、様々な部品、用途向けの関節部等に使われる球面部品の仕上げ。数が多く、従来のやり方では安定、高速量産が難しかった本品も転造により効率化が可能です。

かしめ加工

【かしめ加工】

ピストン、シューのかしめ加工は、従来専用のかしめ機で加工されていたものを、3ダイス転造盤A22Bに切り替え、安定、高速量産を実現しました。
専用のかしめ機では、かしめ後のバリ洗浄工程含め約20秒必要ですが、A22Bではバリを発生させず、約5秒でかしめ加工が可能です。バリ洗浄を除く純粋なかしめ加工速度も約20%早く、生産性に優れております。
また、A22Bではワークを上方向から差し入れる特性を活かし、シューを下にし、ピストンを嵌めた状態でダイスを寄せ、かしめ加工を行います。3個のダイスが同時に寄り付くため、ワークは安定した状態で加工され、加工時のワークのブレも軽減でき、かしめ具合(切り込み調整)も簡単に調整できます。

A22B

【球面仕上げ】

球面製品の面粗度向上のための仕上げ加工もバニッシング転造により効率化が図れます。
鍛造や切削で作られた球面部品に対し、半球形状の転造ダイスを2本の主軸にセットし、主軸を回転させながら挟み込み、バニッシングを行う事により、面粗度を向上させます。
ワークの大きさ、形状にもよりますが、転造ダイスがワークに接触してからの実転造時間は数秒程であり、研磨仕上げよりも格段に早く加工する事ができます。

球面仕上げ

球面仕上げは2ダイス転造盤で行いますが、昨今の高精度要求、多品種対応にはアリウスCNC転造機ND-10/CNCが最適です。
難しいかしめ加工もこなすこともできる万能CNC汎用転造機ですが、NC機ならではの高い制御性、同期性、再現性、そして転造条件呼び出し、切り替えでき段取りを瞬時に行い生産性を高める専用機に早変わりします。

ND-10?CNC

3ダイス転造盤A22B、アリウスCNC転造機ND-10/CNCは弊社展示場に展示・テスト機があり、試作テスト対応も可能です。
お問い合わせにつきましては、最寄りの下記営業所までご連絡下さい。
WEBで展示場のご案内も致します。ぜひお問い合わせ下さい。

お問い合わせ先

東日本営業所 TEL:0554-26-6011 FAX:0554-26-6017
名古屋営業所 TEL:052-803-3167 FAX:052-803-3246
 大阪営業所 TEL:06-6766-0216 FAX:06-6766-0217

 


2021年2月5日

ボールねじの転造加工をトータルサポート!

あらゆる諸元のボールねじの量産加工に対応!

自動車、半導体製造装置、産業用ロボット、工作機械、開閉装置、幅広い用途で使われ、昨今更に需要が高まっているボールねじ。
弊社では、転造盤専業メーカーならではの技術、経験を活かし、あらゆるボールねじの転造加工を最適にする転造機、工具、専用治具と転造条件提案まで一貫して対応します。

ボールねじも転造化する事により、大幅な加工時間短縮が実現します。
弊社実績では加工工程の比較図の通り、φ26、長さ1mのボールねじを切削加工と転造加工で比較すると、切削加工では旋盤加工、研削加工で120分掛かっていたが、転造加工では5分と加工時間を大幅短縮、量産性に大きく貢献しました。
また、ボールねじ転造の難しさに焼き入れ後の熱変化に合わせたねじ精度で加工することがあげられます。弊社では長年の経験を活かし、ねじ変形を考慮し安定した加工精度に加工できるよう調整した転造ダイスを提供します。

現在まで弊社では、外径はφ4からφ32、ボール径は最大φ6.35、加工長は最大7m等、あらゆる業種、用途向けに多くのボールねじ部品を納入しております。
新たに3ダイスCNC転造機RADIALシリーズもラインナップ、より大きな軸径品や中空品の対応も可能です。

左:7m長尺ボールねじ向けに製作した専用装置  右:3ダイスCNC転造機RA-50

弊社展示場ではボールねじの転造テストが可能な転造機を常時稼働できる状態で展示しております。
ボールねじ、転造機、転造ダイスに関するお問い合わせにつきましては、最寄りの下記営業所までお問い合わせ下さい。WEBで展示場のご案内も致します。ぜひお問合せください。

お問い合わせ先

東日本営業所 TEL:0554-26-6011 FAX:0554-26-6017
名古屋営業所 TEL:052-803-3167 FAX:052-803-3246
 大阪営業所 TEL:06-6766-0216 FAX:06-6766-0217

 


2021年1月20日

軸部品を軽量化!中空軸でスプライン加工へ対応!

次世代自動車部品の量産ニーズにも対応!

自動車の動力源がガソリン、ガス、燃料電池、電気など、どのような形態になっても自動車部品において軽量化は永遠のテーマであり、様々な部品で軽量化が進んでいます。
需要が増えている中空品の伝導軸、小物部品へのスプライン(セレーション、ローレット含む)加工ですが、転造での真円度の安定確保、量産対応は難しくイメージがあり、また切削加工では時間を要し、生産効率が悪くなるイメージがあります。

弊社では長年転造一筋で蓄積して来た経験、技術を活かした差速転造や押し込み転造で自動車部品の中空化、軽量化への“転造”対応に取り組んでいます。

① 差速転造による中空小物部品の量産対応

軸部品だけでなく、インサートナットのような小物部品でも中空、薄肉化は進んでおり、従来の板転造盤による加工でも内径変化を起こしてしまう製品も出て来ております。
弊社では差速転造という方法で内径変化の課題と、丸転造盤と板転造盤の加工速度の差をクリアする事に成功しました。

アリウスCNC転造機にて高精度の差速転造を実現。

差速転造とは (概要)

  • ダイスを対象ワークに応じて一定距離間に保つ。
  • 左右ダイスを異なる回転速度で動かす。
  • 従来の転造加工方法と異なり、連続投入が可能で板転造に近い速度での量産対応が可能となる。
  • 差速転造自体は古くからある加工方法ですが、CNC転造機により最適な加工設定で高精度、且つ安定した量産を実現しています。

② 中空軸スプラインへの押し込み転造とは (概要)

  • ワークを手前側から軸方向に強制的に押し込みながら逐次加工を行う。
  • 中実だった軸部品のスプライン、セレーション、ローレット加工を中空化しているトレンドがあり、その素材を量産性のある転造加工で安定した精度を実現。
押込み転造による中空軸スプライン

φ34.8×Z34×m1.0×PA37.5
ストレート形状だけでなく、段付き、鍔付き形状でも製品に合わせた専用治具にて対応可能。

③ 中長尺部品への対応

押込み転造は中空化を実現出来るだけなく、スプライン、セレーション、ローレット加工において、ダイス幅を大きく超えるような200㎜程度の加工長も加工可能。軽量を目的とした中空化と長尺加工が求められるような次世代自動車部品への対応も可能です。

 

上記加工につきましてのお問い合わせ、ご質問は最寄りの下記営業所へご連絡下さい。 また、弊社展示場テスト機での転造テスト対応も可能です。

お問い合わせ先

東日本営業所 TEL:0554-26-6011 FAX:0554-26-6017
名古屋営業所 TEL:052-803-3167 FAX:052-803-3246
 大阪営業所 TEL:06-6766-0216 FAX:06-6766-0217